流山市でお墓・樹木葬を考える方へ|横浜市1,822人調査から見えた3つの不安

お墓、ご供養の選択肢

こんにちは。

流山市で、樹木葬「彩華」のご案内や、墓じまい・改葬・お墓に関するご相談を受けている奈雲祐稀です。お客様からお話を伺っていると、お墓に対する心配は「費用がいくらかかるか」だけではありません。

「将来、誰がこのお墓を継ぐのか」

「子どもに管理の負担を残さないだろうか」

「自分が年を取ったあとも、手入れを続けられるのか」

こうした、すぐには答えを出せない不安を抱えている方が多いと感じます。

 今回は、横浜市が実施した「墓地に関する市民アンケート調査」から、お墓について多くの人が感じている3つの不安を取り上げます。この調査は横浜市民を対象にしたものであり、流山市民の意識をそのまま表すものではありません。それでも、これからのお墓や供養について考えるうえで、参考になる内容だと思います。

横浜市民5,000人を無作為抽出した調査

 この調査は、横浜市内に住む20歳以上の市民5,000人を、住民基本台帳から無作為に抽出して実施されたものです。調査期間は2022年10月11日から31日まで。郵送またはインターネットで1,822人が回答し、回収率は36.4%でした。お墓を探している人や、特定の霊園を利用した人だけを対象にしたアンケートではありません。特定のサービス利用者に限定せず、住民基本台帳から対象者を無作為に選んでいる点が、この調査の特徴です。一方で、抽出された5,000人全員が回答したわけではないため、回答した人の傾向による偏りが全くないとは言えません。それでも、自治体が幅広い市民のお墓に対する考えを把握するために実施した調査として、参考になる内容だと思います。

お墓について多かった3つの不安

報告書31ページの「Q7-2」では、回答者全員に対して、次の質問をしています。

将来のことも含め、お墓について何か不安なことや心配なことはありますか(複数回答可)。

結果の上位3項目は、次のとおりでした。

お墓についての不安人数割合
継ぐ人がいない(もしくはいなくなる恐れがある)770人42.3%
使用料や管理料などについて683人37.5%
今後のお墓の手入れについて558人30.6%

出典:横浜市「令和4年度 横浜市墓地に関する市民アンケート調査報告書」31ページ、Q7-2。

複数回答のため、一人の方が「継ぐ人」と「管理料」の両方を選んでいることもあります。今回回答した横浜市民の4割以上が、お墓を継ぐ人について不安を感じていました。少なくとも今回の回答者の間では、承継に関する不安が広く見られたことが分かります。

1.「お墓を継ぐ人がいない」という不安

最も多かったのが、

継ぐ人がいない(もしくはいなくなる恐れがある)

という回答でした。

以前は、先祖代々のお墓を子どもや孫が受け継いでいくことが、一般的な形として考えられてきました。

しかし現在は、家族の形も暮らし方もさまざまです。

  • 子どもがいない
  • 子どもが遠方に住んでいる
  • 子どもにお墓の負担を残したくない
  • 未婚の子どもの将来も考えておきたい
  • 家族の中で誰が継ぐのか決まっていない
  • 自分の代で墓じまいをしておきたい

私が流山市でご相談を受ける中でも、「子どもに負担を残したくない」「誰がお墓を継ぐのか決まっていない」といったお話を伺うことがあります。ここで大切なのは、「継ぐ人がいないから、お墓を持てない」と決めつけないことです。

現在は、承継者を必要としない永代供養墓や、承継不要の樹木葬など、家族が管理を引き継ぐことを前提としない選択肢もあります。ただし、「永代供養」と書かれていれば、どのお墓でも同じというわけではありません。契約する前に、少なくとも次の点は確認しておく必要があります。

  • 承継者がいなくても契約できるのか
  • お骨を粉骨にする必要があるのか
  • 契約者が亡くなったあとは誰が管理するのか
  • 将来、墓じまいが必要になるのか
  • 管理費を支払う人がいなくなった場合はどうなるのか
  • お骨は将来どのように供養されるのか
  • 一定期間後に合祀されるのか

「永代」という言葉だけで判断せず、その後の管理や供養の仕組みまで確認することが大切です。

2.使用料や管理料への不安

 2番目に多かったのが、使用料や管理料など、費用に関する不安です。お墓の費用は、最初に表示されている金額だけでは分かりにくいことがあります。例えば、「50万円から」と書かれていても、その金額に何が含まれているかは、お墓によって異なります。契約前には、次のような費用を確認しておきましょう。

  • 墓地や区画の使用料
  • 石碑やプレートの費用
  • 文字の彫刻費
  • 納骨費
  • 年間管理費がある場合は、どのように使われるのか
  • 年間管理費がない場合は、どのようにお墓が維持されていくのか
  • 追加で納骨する際の費用
  • 法要や供養に関する費用
  • 将来の合祀に関する費用
  • 墓じまいが必要になった場合の費用

年間管理費がある場合は、金額だけでなく、その費用が何に使われるのかも確認しておく必要があります。

反対に、年間管理費がない場合も、

将来の清掃や植栽、共用部分の維持管理を、どのような費用で続けていくのか

を聞いておくと安心です。私がお客様におすすめしているのは、最初に支払う総額と、契約後にかかる費用を分けて確認することです。特に年間管理費については、次の点まで確認してみてください。

  • いつまで支払うのか
  • 誰が支払うのか
  • 何の管理に使われるのか
  • 将来変更される可能性があるのか
  • 支払いができなくなった場合はどうなるのか

単に安いか高いかだけではなく、将来の費用まで分かりやすく説明してもらえるかどうかも、お墓を選ぶ際の判断材料になります。

3.今後のお墓の手入れへの不安

 3番目に多かったのが、今後のお墓の手入れについての不安です。今は問題なくお参りや掃除ができていても、10年後、20年後も同じように続けられるとは限りません。年齢を重ねることで、

  • 草取りや墓石の掃除が難しくなる
  • 車を運転できなくなる
  • 遠方のお墓まで行けなくなる
  • お参りの回数が減る
  • 子どもに掃除や管理を頼むことになる

といった変化も考えられます。そのため、お墓を見学するときは、区画の見た目だけでなく、実際にお参りを続ける場面を想像してみてください。

  • 自宅から無理なく通える距離か
  • 駐車場からお墓まで遠くないか
  • 園内に大きな段差や坂道はないか
  • 共用部分を誰が掃除するのか
  • 植栽や樹木は誰が管理するのか
  • 困ったときに相談できる担当者がいるか
  • 高齢になってもお参りしやすいか

お墓は、契約したときだけきれいであればよいものではありません。数年後、十数年後も家族が無理なくお参りできるか。管理を安心して任せられる場所なのか。そこまで見ておくことが大切です。

3つの不安は、実際のお墓の管理では関係し合うことがあります

 今回の3つの不安は、調査上はそれぞれ別の選択肢です。一方で、実際のお墓の管理を考えると、互いに関係する場合があります。例えば、将来お墓を継ぐ人がいなくなった場合、誰が管理費を支払い、誰が手入れをするのかが問題になることがあります。お墓の手入れや管理を続けることが難しくなれば、墓じまいや永代供養への改葬を検討するご家族もいます。この結果から、私は、お墓を選ぶときには価格や見た目だけでなく、

  • 将来誰が継ぐのか
  • 契約後にどのような費用がかかるのか
  • 誰が清掃や管理を続けるのか

まで確認することが重要だと考えています。自分が亡くなったあとも供養が続き、家族に大きな心配を残さない仕組みになっているか。そこまで確認しておくことが、将来の安心につながるのではないでしょうか。

行政がお墓について調べてくれるのは、うれしいことです

 私は、行政がこのように、お墓や供養について市民の考えを調査してくれることを、とてもありがたく感じます。横浜市は、市民の考えやニーズを把握し、将来の墓地需要数や供給方策の検討など、今後の墓地行政の参考にするため、この調査を実施しています。お墓は、亡くなった人だけに関係するものではありません。

今を生きる人が、

  • 大切な人をどのように供養するのか
  • 自分が亡くなったあとのことをどうするのか
  • 家族に何を残すのか
  • 費用をどのように準備するのか
  • 地域の中に供養の場所をどう残していくのか

を考える、生活に関わるものです。

 住宅や介護、相続と同じように、お墓や供養も、地域で安心して暮らしていくために必要なテーマだと私は考えています。流山市でも、お墓、樹木葬、墓じまいなどについて、市民がどのような不安や希望を持っているのかを知る機会が増えればうれしいです。

流山市でお墓や樹木葬を選ぶときに確認してほしいこと

 今回の調査は横浜市民を対象にしたものであり、流山市民の意識を直接示すものではありません。ただ、流山市でお墓や樹木葬を考える際にも、承継、費用、手入れという3つの視点は参考になると私は考えています。流山市でお墓や樹木葬を探すときは、価格や見た目だけでなく、次の5点を確認してみてください。

  1. 将来、お墓を継ぐ人がいなくても利用できるか
  2. 契約後にどのような費用がかかるか
  3. お墓や植栽を誰が管理するのか
  4. 自分や家族が高齢になってもお参りしやすいか
  5. 困ったときに直接相談できる人がいるか

 法栄寺の流山市 樹木葬「彩華」でも、見学の際には、区画の違いや費用だけでなく、将来の管理やご家族に残る負担についてもご説明しています。

まだ購入するか決まっていない段階でも問題ありません。

流山市で、お墓、樹木葬、墓じまい、改葬について不安がある方は、まずは何が心配なのかを整理するところからご相談ください。

急いで決めることよりも、ご本人とご家族が、

ここに決めてよかった
家族にとって安心できる選択ができた
大切な人をきちんと供養できる

と思える選択をすることが大切です。


すぐに何かを決める必要はありません。株式会社ミチスジでは、ご自身とご家族にとって、どのような選択が安心につながるのか、 一緒に整理していきます。

流山市の樹木葬「彩華」基本情報

所在地

 〒270-0113

 千葉県流山市駒木台185-1 法栄寺境内

電話でのご相談

 0120-785-772

運営主体

 宗教法人 法栄寺

見学・相談受付:

 株式会社ミチスジ

駐車場:

 無料駐車場 約50台

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流山市 樹木葬 彩華の詳しい情報・公式発信

 費用や区画などの正式な情報、庭園の日々の様子、 お墓・供養に関する解説を、それぞれの媒体で発信しています。

流山市の樹木葬「彩華」公式ページ

 区画ごとの費用、年間管理費、人数制限、個別利用年数、 ペット共葬、購入後の墓じまい費用、アクセス、 見学方法など、彩華の正式な情報を掲載しています。 彩華の費用・区画・特徴を見る

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奈雲祐稀 note|これまでの経験と、流山市で目指すこと

 大学時代にお墓の仕事に関わり始めてから、霊園管理、 一般墓・納骨堂・樹木葬のご案内、流山市での樹木葬「彩華」の 運営サポートに至るまで、これまでの経験や、供養の仕事を通して 感じてきたことをまとめています。

今後も、流山市でお墓や供養について安心して相談できる場所を つくりたい理由や、現場で学んだこと、日々考えていることを 発信していきます。 奈雲祐稀のnoteを読む

  • 経験・考え方・流山市への思い

本日の出典

横浜市健康福祉局「令和4年度 横浜市墓地に関する市民アンケート調査報告書」

回答形式:複数回答

調査概要:報告書2ページ

お墓についての不安・心配事:報告書31ページ

設問:Q7-2

回答者数:1,822人

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株式会社ミチスジ

株式会社ミチスジ代表、奈雲祐稀と申します。学生時代からお墓やご供養に関する情報を発信し、その情熱が今日の会社設立へと繋がりました。私たちは、お墓の紹介、樹木葬の開発、寺院向けサービスを通じて、ご供養の新たな形をご提案しています。

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